サンクスカードの取り組みがニューヨークBizに掲載されました
弊社で19年前から取り組んでいる『サンクスカード』がニューヨークBizに取り上げられました。
サンクスカードとは?
従業員たちがお互いに感謝の気持ちを伝える際に使用するカードのことです。
「先日は作業を手伝ってくれてありがとう」「朝礼のスピーチがとても素晴らしかったです」など伝えあうことで、カードを書く人もそれをもらう人も心が温かくなります。
書き込む、文字をあえて手書きにしたのは、もらう人にカードを書いてくれた人の真心をはっきりと伝えられます。
サンクスカードを始めたきっかけ
サンクスカードを導入する以前の弊社の雰囲気はけっして良好ではありませんでした。
紹介記事を出稿してくださったクライアントから「本文中に間違いがある」などのクレームが頻繁に入り、その対応のため従業員たちは精神的にもストレスを抱えることがたびたびありました。
また、仕事のことで従業員同士が喧嘩をしたり、突然退職希望者がでたりと社内トラブルが生じていました。
そうした中、<まずは従業員たちのコミュニケーションを良くしたい>と考えた末に、「会社の雰囲気を和やかにすることに役立ちます」と知人から教えられていたサンクスカードを導入することにしたのです。
やり始めた頃、提出されるカードはごくわずかでした。それでも社長の木村は従業員たちに「仕事のことや、それ以外の内容でもいいよ。まずはカードを書くことにチャレンジしよう!」と笑顔で言い続けました。
そうしているうちに、幹部のスタッフたちが率先してカードを書くようになり、他の従業員にも広まりました。
ありがとうを伝える大切さ
サンクスカードの実践に従業員たちが積極的に取り組むようになり気づいたことは、「受け取るカードが多いのも素晴らしいことだけど、より多く感謝の気持ちを伝える方がもっと素晴らしい」ということです。
なぜなら、サンクスカードを書くことは、人の厚意に気づく力を高めることや感謝を深めること、ひいては人々の役に立とうという気持ちで仕事に取り組む姿勢を磨くことにつながると思ったからです。
サンクスカードを楽しく継続できる工夫として、毎月1度の社内会議で最も多くカードを書いたスタッフを紹介するようにしました。また社内忘年会では、だれが見ても心が温まるカードを書いた人を「サンクスカード大賞」として表彰しています。
社長 木村の願いは従業員たちが家族のように仲良く力を合わせて、働きやすく活気に満ち溢れた職場を作っていくことです。その実現のために、今後も手書きのサンクスカードの実践に、皆と一緒に楽しみながら取り組んでいきます。